Paris Passage 53

世界各国その土地の生産者がいて、大切に育ったそれらは一般家庭や料理店に届き、
僕達の口から胃に収まる。
どう料理するかは自由であり様々。

同じジャガイモでも色々な料理法がある。

アイデアによって、異素材の組み合わせやソース、空間、サービスで味覚や感じ方も劇的に変わる。

単にお腹が一杯になればいい場合もあるし、時間と空間を楽しみたい場合もあれば、
純粋に味わいたい時もある。
食べることは、生きることへの活力になることは、世界共通のライフテーマ。

日本人が世界で活躍し、評価を受ける人もたくさんいる。

その中の1人
友達のLe musee 石井シェフと親交があり、パリで活躍する
「佐藤 伸一」シェフ率いる「Passage 53」の料理を堪能してきました!


ブロッコリー


カニとキュウリとリンゴ


牡蠣



帆立とカリフラワー


インカの目覚めとパルメザンチーズ


黒ソイ


牛骨のジュレ


比内地鶏


ラム肉


5種のデザート

10種類の料理に、5種類のデザート。
パリでいつも出しているボリュームだそうです。
フランス人はこのくらい出さないと納得しないみたいです。
完全にお腹も顔もパンパンでした。

素材を最大限に生かし、意外な組み合わせや、ソースとの合わせ。
見た目のイメージと味とのギャップ。
食感や余韻。
サプライズと感動を体感できました!

Passage 53 すべてのスタッフを引き連れ、フランスそのままのクォリティで調理、サービス
するというその姿勢こそが一流の証ではないでしょうか?

フランスミシュランで★★を獲得した伸一シェフの尊敬する人物こそ
museeの石井シェフだそうです。

それも納得。
改めて石井ちゃんの凄さも確認。

フェアの前日、The Share で取材させて頂きましたが、そのヒストリーやマインド
タイミング、選択、出会いが紆余曲折を経て見事に彼の人生を構築しています。

すべてがの判断が正しく、すべてに全力。

苦労話から現在までの話は本当に面白く、深く感激しました。
目標設定と判断、行動力がズバ抜けていました。

現在は、一流から超一流へシフトをしている時期のようです。

フランスでは2件目に出店した「GYOZA BAR」(餃子バー)が連日の行列のようです。

時代に乗るのではなく、時代を築く。
まさにそんな情熱的な人でした。

やりたくないことをトボトボやっていることが負け犬の定義であり、
やりたいことを自由に楽しくストイックに取り組むことが
約束の地へたどり着き、今の時代を生き抜く単純な法則だということに
に改めて気づかされました。

一流と言われる人たちとの会話は本当に刺激になり、頑張ろうと漲ります。

もっともっとやらなければ…!